【最大1億円 第3回の省力化投資補助金(一般型)の採択発表がでました!】
中小企業が直面する「深刻な人手不足」と「生産性向上」の両立。
この難題に応えるための制度として注目を集めているのが、「省力化投資補助金(一般型)」です。
2025年11月28日、第3回公募の採択結果(一般型) が公開されました。
本記事では、その採択傾向を詳細に解説するとともに、
よく比較対象となる ものづくり補助金(第19次・第20次)との採択率の違い を踏まえ、制度の特徴をわかりやすくまとめます。
1. 第3回採択の全体像
第3回省力化投資補助金(一般型)公募の申請数は2,775件で、内1,854件の約67%が採択となり、かなり高い採択率となりました! 業種・従業員規模・地域の分布を見ると、制度の特徴が非常によく現れています。
2. 採択企業の特徴(業種・従業員規模・地域)
■ 製造業(51.3%)・建設業(15.5%)が中心
採択結果のグラフ(資料2ページ)によれば、
製造業が過半数を占め、建設業も15%超 となっています。
特に採択されやすい投資としては、
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自動搬送ロボット
-
自動ラベラー・包装設備
-
AI検査装置
-
3Dスキャナ・ICT建機
など、明確に省力化・自動化に直結する設備 が多数見受けられます。
■ 従業員数「6〜10名」が最多(14.7%)
従業員数別のデータでは、6〜10名の企業が最も多い という結果でした。
続いて多いのが 5名以下(14.1%)。
この傾向から読み取れることは、
「少人数で事業を回す企業ほど、省力化ニーズが高く、補助金の効果が大きい」
という点です。
現場メンバー数が限られ、1人が欠けると業務が止まるような企業にとって、
ロボット導入や自動化設備は非常に大きなインパクトを持ちます。
■ 大阪・東京・愛知が採択数トップ3
都道府県別では、
-
大阪府:182件
-
東京都:167件
-
愛知県:147件
が上位に並びます。
大都市圏は採択数が多い一方、
北海道、九州、四国など地方圏でも幅広く採択されている点が特徴的です。
3. 過去の省力化投資補助金の採択率(第1〜3回)
公開情報をもとに、採択率をまとめると次のようになります。
| 回次 | 採択数 | 採択率 |
|---|---|---|
| 第1回 | 1,240件 | 約68% |
| 第2回 | 707件 | 約61% |
| 第3回 | 1,854件 | 約67% |
第1〜3回の数字から、
省力化投資補助金は採択率6割以上の“通りやすい補助金”
という傾向があります。
第3回も採択数が大幅に増えていることから、
今後も同程度の水準である可能性が高いとみられます。
4. ものづくり補助金(第19次・第20次)との採択率の違い
あなたがアップロードした採択者リスト(第20次)に基づき整理します。
ものづくり補助金の直近採択率は以下の通りです。
| 回次 | 採択数 | 採択率 |
|---|---|---|
| 第19次 | 1,698件 | 約31.8% |
| 第20次 | 825件 | 約33.6% |
つまり、
ものづくり補助金は約3社に1社しか採択されない “採択率が低い補助金”
という特徴があります。
一方、省力化投資補助金(一般型)は 6割台 の採択率 (第1~3回)で、
ものづくり補助金に比べると明らかに採択されやすい制度です。
5. なぜ採択率に大きな差が出るのか?
■ 制度目的の違い
両者は似たように見えて、目的が大きく異なります。
| 補助金名 | 主目的 | 必要とされる要素 |
|---|---|---|
| 省力化投資補助金(一般型) | 既存業務の省力化・自動化・DX | 工程改善・人手不足の解消の明確な説明 |
| ものづくり補助金 | 新製品・新技術の開発、革新的な取り組み | 技術性・独自性・市場性の強い証明 |
省力化投資補助金(一般型)は、
既存事業をより効率化する計画が中心 のため、
“技術革新”までは求められません。
そのため、採択率も高まりやすい構造になっています。
6. 第5回公募に向けた戦略
第5回公募(2025年12月〜2026年2月予定)では、
第1〜3回の採択者が申請できない という制限があります。
したがって、
第5回は新規申請者にとって極めて追い風の回 になります。
採択されやすい計画のポイントは以下の通りです:
-
人手不足の深刻度を具体的に書く
-
「どの作業が」「どれくらい」減るかを数値化する
-
自動化設備+DXを組み合わせて業務フロー全体を改善する
-
従業員6〜10名クラスの“小規模高負荷企業”は特に強い
7. まとめ
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第3回の採択は 1,854件 と大規模
-
従業員6〜10名の企業が最も多い
-
省力化投資補助金(一般型)は 採択率6〜7割台 の通りやすい制度
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ものづくり補助金は 採択率3割前後 の競争型
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目的が異なるため、「人手不足解消」には省力化投資補助金が向く
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第5回公募は新規申請者にとってチャンス
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中小企業省力化投資補助事業(一般型)採択結果
中小企業省力化投資補助金(一般型)の申請サポート
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十分な準備期間を確保して申請に臨むことが望ましいですが、直前の1か月前から始められる方についても、面談のうえで対応してまいりました。
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