2026年、正解が機能しなくなる
第1回 なぜ僕は、毎日ブログを書き続けても満たされなかったのか
僕は事業活動の傍ら、毎日ブログを更新してきました。
気づけば5年半ほどが経っています。
毎日書くこと自体は、決して苦ではありませんでした。
むしろ習慣になっていたと思います。
ただ、ある時から少しずつ変化が起きていました。
「今日は何を書くか」ではなく、
「今日は何を書けばいいか」と考えるようになっていたのです。
書くことが、
自分の考えを整理する行為ではなく、
消化すべき作業に近づいている感覚がありました。
その違和感を、
しばらくの間、僕は見て見ぬふりをしていました。
うまくいっていないわけではなかった
誤解のないように言えば、
僕は失敗していたわけではありません。
補助金コンサルを中心に売上は立ち、
講座や実務、育成的な仕事もあり、
表面的には「順調」と言っていい状態でした。
困ってはいない。
切羽詰まってもいない。
何かを急いで変えなければならない理由もない。
だからこそ、この違和感は厄介でした。
「やめる理由がない」ことが、一番の問題だった
売上があることは、安心材料になります。
同時に、判断を先送りする最大の理由にもなります。
「まだ大丈夫」
「今はそういう時期だ」
「周りも同じようなものだ」
そうやって、自分を納得させる言葉だけが、
少しずつ上手くなっていきました。
僕は失敗していなかった。
だから、決めなくてよかった。
今振り返ると、
この状態こそが一番危うかったのだと思います。
情報は、もう十分すぎるほどあった
今の時代、
情報が足りないということはほとんどありません。
検索すれば答えは出てくる。
AIに聞けば整理もしてくれる。
僕がブログで書いてきたような内容も、
いくらでも生成できる時代です。
それでも、人は迷い続けます。
それは、情報が足りないからではありません。
決めることそのものを避けているから
ではないかと、僕自身を見ていて思うようになりました。
この違和感を、すぐに結論にはしなかった
違和感に気づいたからといって、
すぐに何かをやめる決断ができたわけではありません。
結論を出すことは簡単です。
それらしい理由はいくらでも作れます。
ですが、
僕自身が「納得して決めた」と
言い切れる状態ではありませんでした。
だからこの違和感を、
一度そのまま言葉にして残しておこうと思いました。
このシリーズで書くこと、書かないこと
このシリーズでは、
- 成功法則
- ノウハウ
- 再現性のある話
は、ほとんど書きません。
代わりに、
- なぜ人は決められなくなるのか
- なぜ「やめる」という判断ができないのか
- なぜ環境を変えるのが怖いのか
そういった
判断の裏側について書いていきます。
これは結論ではなく、記録です。
立ち止まることも、ひとつの判断
もし今、
- 何かを続けるべきか迷っている
- 動きたいのに、動けない
- 正解を探し続けて疲れている
そんな状態にあるなら、
それは弱さではありません。
判断を大切にしようとしている証拠
だと僕は思っています。
急ぐ必要はありません。
立ち止まることも、ひとつの判断です。
次回は、
「うまくいっているはずだった状態」が、
なぜ一番危険だったのかについて書きます。
