【2026年版】中小企業向け補助金・予算を“網羅的”に整理(令和7年度補正+令和8年度当初予算案)

この記事は、2026年(令和8年度)に向けた中小企業・小規模事業者支援の「予算」と「主要補助金」を、一次情報ベースで俯瞰できるようにまとめたものです。
とくに注目の「ものづくり補助金×新事業進出補助金の統合(新事業進出・ものづくり補助金)」や、賃上げ・省力化・DXの流れがどう予算に落ちているかを、読みやすく整理します。


Contents
  1. まず結論:2026年の“補助金地図”はこう変わる
  2. 2026年(令和8年度)予算の全体像:いくら規模?
  3. 【一覧】2026年の主要補助金・施策(名前が出るものを網羅)
  4. 1. 成長投資支援(“攻めの投資”)
  5. 中小企業成長加速化補助金:生産性革命推進事業(3,400億円の内数)
  6. 2. 生産性向上(DX/AI・販路・承継など“定番どころ”)
  7. 3. 新市場・高付加価値への進出(統合の本丸)
  8. 4. 人手不足対応(省力化投資)
  9. 省力化投資補助金:既存基金の内数
  10. 5. 研究開発(大学・公設試連携)
  11. Go-Tech事業:122億円
  12. 6. 経営改善・事業再生・事業承継(守りの強化)
  13. 7. 取引適正化・価格転嫁(2026年1月施行の法対応も)
  14. 中小企業取引対策事業:30億円+7.6億円
  15. 8. 地域・小規模事業者支援(伴走支援、よろず等)
  16. 9. 災害支援(復旧・復興)
  17. 【重要】「新事業進出・ものづくり補助金」の補助上限・補助率(資料より)
  18. よくある質問(FAQ)
  19. この記事のまとめ
  20. 種補助金の申請サポート|壱市コンサルティング

まず結論:2026年の“補助金地図”はこう変わる

  • 予算の大枠は、令和7年度補正(2025年12月成立)+令和8年度当初予算案(2025年12月閣議決定)
  • 中小企業支援は「賃上げ環境整備」「生産性向上(DX/AI・省力化)」「成長投資」に強く寄る
  • 目玉の一つが、「新事業進出・ものづくり補助金」(統合枠)。ただし多くは既存基金の内数で動く

2026年(令和8年度)予算の全体像:いくら規模?

中小企業庁の整理では、中小企業等関係予算は以下のボリュームです。

  • 令和7年度当初+令和6年度補正:879億円+5,235億円
  • 令和8年度当初案+令和7年度補正:889億円+8,364億円

さらに令和7年度補正については、「総額8,364億円、既存基金の活用を含め約1兆1,300億円」と明記されています。
→ つまり、2026年の補助金・支援策は「当初予算+補正+基金(既存の原資)」がセットで回ります。


【一覧】2026年の主要補助金・施策(名前が出るものを網羅)

ここからは「補助金名で探したい」人向けに、制度名を落とさずに並べます(カテゴリ別)。


1. 成長投資支援(“攻めの投資”)

中堅等大規模成長投資補助金:4,121億円

中堅・中小企業が、賃上げに向けた省力化等による労働生産性の抜本向上+事業規模拡大を狙う大規模投資を支援。
補正で基金2,000億円(新規公募分)を措置し、「100億宣言企業」向けに1,000億円程度確保との記載もあります。

中小企業成長加速化補助金:生産性革命推進事業(3,400億円の内数)

「売上高100億円を超える中小企業(100億企業)創出」に向けた支援として位置付け。


2. 生産性向上(DX/AI・販路・承継など“定番どころ”)

中小企業生産性革命推進事業:3,400億円

この“箱”の中に、以下の主要補助金が入る、と整理されています。

  • デジタル化・AI導入補助金
  • 小規模事業者持続化補助金
  • 事業承継・M&A補助金

ポイント:2026年は“IT導入”よりも DX+AI が前面に出る構図(制度名レベルで「AI」が入る)。


3. 新市場・高付加価値への進出(統合の本丸)

新事業進出・ものづくり補助金:既存基金の内数

中小企業の革新的製品・サービス開発や、海外を含む新市場への進出などの設備投資等を支援。
さらに、制度スキーム資料では、枠のイメージが明示されています。

(申請枠の例)

  • 革新的新製品・サービス枠(従来のものづくり的な領域)
  • 新事業進出枠(新市場・高付加価値事業への進出)
  • グローバル枠(海外展開)

※補助上限・補助率まで資料に載っています(後述)。


4. 人手不足対応(省力化投資)

省力化投資補助金:既存基金の内数

人手不足に悩む中小企業の省力化投資を支援。
スキーム資料では「カタログ注文型」「一般型」の2本立てが明記されています。


5. 研究開発(大学・公設試連携)

Go-Tech事業:122億円

大学・公設試等と連携した研究開発支援(成長型中小企業等研究開発支援事業)。


6. 経営改善・事業再生・事業承継(守りの強化)

以下は「資金繰り・再生・承継」を束で強化する枠です。

  • 中小企業活性化・事業承継総合支援事業:139億円+74億円
  • 認定支援機関による経営改善計画策定支援補助金:101億円
  • 中小企業信用補完制度関連補助事業:32億円+152億円
  • 日本政策金融公庫補給金:169億円+出資金40億円(米国関税影響等を含む金利引下げ支援
  • 後継者支援ネットワーク事業:3.5億円

7. 取引適正化・価格転嫁(2026年1月施行の法対応も)

中小企業取引対策事業:30億円+7.6億円

「価格交渉促進月間」「取引Gメン」「取適法の執行強化」「官公需での価格転嫁促進」など。
また、2026年1月施行の「中小受託取引適正化法・受託中小企業振興法」の周知徹底・厳正執行が明記されています。


8. 地域・小規模事業者支援(伴走支援、よろず等)

  • 中小企業・小規模事業者ワンストップ総合支援事業:33億円+49億円
  • 小規模事業対策推進等事業:62億円
  • 事業環境変化対応型支援事業:148億円
  • 小規模事業者経営改善資金融資(マル経融資):26億円
  • 中小企業基盤整備機構運営費交付金等:193億円の内数(専門家ハンズオン支援等)

9. 災害支援(復旧・復興)

  • なりわい再建支援事業等:268億円
  • 局激指定災害への自治体連携補助金:14億円の内数+53億円の内数(補助上限引上げ等)

【重要】「新事業進出・ものづくり補助金」の補助上限・補助率(資料より)

統合枠の“使い勝手”を左右するので、ここだけは数字を整理します。

革新的新製品・サービス枠(例)

  • 5人以下:750万円(賃上げ特例 850万円)
  • 6~20人:1,000万円(同 1,250万円)
  • 21~50人:1,500万円(同 2,500万円)
  • 51人以上:2,500万円(同 3,500万円)
  • 補助率:1/2(小規模・再生 2/3)

新事業進出枠(例)

  • 20人以下:2,500万円(賃上げ特例 3,000万円)
  • 21~50人:4,000万円(同 5,000万円)
  • 51~100人:5,500万円(同 7,000万円)
  • 101人以上:7,000万円(同 9,000万円)
  • 補助率:1/2

「賃上げ特例」が補助上限を押し上げる設計が明確に入っています。
2026年は“賃上げできる計画か”が、制度設計上の中心に置かれているのが読み取れます。


よくある質問(FAQ)

Q1. 2026年は「ものづくり補助金」は無くなるの?

名称・枠組みが再編され、「新事業進出・ものづくり補助金」として整理される方向です。

Q2. 予算は増えている?

中小企業等関係予算の整理では、令和8年度当初案+令和7年度補正:889億円+8,364億円という形で示されています。
また補正は「基金を含め約1兆1,300億円」との記載もあります。

Q3. 2026年は何が評価されやすい?

資料上の大テーマが、賃上げ環境整備/生産性向上(DX・省力化)/成長投資に寄っています。
申請では「投資→生産性→賃上げ」までの因果を計画で説明できるかが重要になりやすいです(制度設計がそうなっているため)。


この記事のまとめ

  • 2026年の補助金は、令和7補正+令和8当初(+既存基金)で読むのが前提
  • 目玉は「新事業進出・ものづくり補助金」と「省力化投資補助金」の再編・強化
  • キーワードは 賃上げ/省力化/DX・AI/成長投資/価格転嫁

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