【製造業・化学工業】に関する採択事例をご紹介します|事業再構築補助金

【製造業・化学工業】に関する採択事例をご紹介します|事業再構築補助金


今回は、「【製造業・化学工業】に関する採択事例をご紹介します|事業再構築補助金」についてになります。

事業再構築補助金の「製造業・化学工業」 に関する、採択事例をご紹介いたします。

製造業の事業再構築補助金における採択割合は、28.7%となっており全体的にみて最も採択率の高い業種となっています。(第9回採択結果より)

ただし、製造業は範囲がかなり広くなっているため、何種類かに分類して採択事例をご紹介します。

化学工業は、「化学的処理を主な製造過程とする事業所及びこれらの化学的処理によって得られた物質の混合,又は最終処理を行う事業所のうち他の中分類に特掲されないもの」などを行う事業所が分類され、下記の7つに分かれています。

  • 化学肥料製造業
  • 無機化学工業製品製造業
  • 有機化学工業製品製造業
  • 油脂加工製品・石けん・合成洗剤・界面活性剤・塗料製造業
  • 医薬品製造業
  • 化粧品・歯磨・その他の化粧用調整品製造業
  • その他の化学工業

【製造業:化学工業】の採択事例

事業計画名

事業計画の概要

日本で初めて高価なボトックス治療を安価に安全に行えるよう、製薬原料の開発と販売を進める。

国内の医療機関から、現時点では高価な美容目的のボトックス治療の要望が多数寄せられていることから、ボトックス治療を安全かつより安価に行うために、日本初の国産ボツリヌス注射剤を製造・販売します。

21世紀型先端機能材料「カーボンパーツ」のハイブリッドリユース事業への業態転換

高度な実用素材であるカーボンパーツやスキーム全体のリサイクル性を高める表面処理薬品や、薬品の再利用や再調整を容易にする取扱いを提供することで、事業を複合的なリユース事業体へと進化させます。

幹細胞順化培養液を用いた化粧品原料及び化粧品販売事業

従来、凍結乾燥(FD)成分は、FD処理によるタンパク質の劣化が大きなリスクとなっていました。そこで、FD後もタンパク質が劣化しないような製造工程を考案し、幹細胞のアンチエイジング効果を保持した化粧品成分を提供し、その効果を持った化粧品を販売することを可能にしました。

拡大する化粧品の外注の需要に応え、高い管理能力と衛生環境を活かした充填から梱包までの一気通貫した事業体制の実現

医薬品や化粧品の包装を行う既存事業に加え、高度な充填装置を導入し、医薬品や化粧品などの充填から包装までを一貫して行える事業基盤を構築します。管理品目の拡大に加え、消費者数の増加、取引単価の上昇、既存事業との相互補完を実現し、新型コロナウイルスの影響により低迷していた収益のV字回復を目指します。

ボトル充填技術を活かした新たな溶融充填・パウチ充填技術導入によるバーム製品・詰め替え製品への対応

化粧品業界は、コロナウイルスによる毎日のマスク着用の長期化により、化粧品消費の落ち込みが大きく影響しました。また、旅行規制により外国人観光客の流入が枯渇し、外国人観光客に支持されていた日本のスキンケアアイテムの売上が急減した。本プロジェクトでは、コロナウイルス禍の中でも需要が高まっているスキンケア製品などの詰め替え用アイテムやバームを生産する袋充填機や溶融充填機を導入し、業績をV字回復させることを目的としています。

化粧品OEMメーカーとしてフェイスパック専業から基礎化粧品への新たな成長戦略

パンデミック以降、低迷している化粧品部門を立て直すには、フェイスパックの製造から、当社の強みと可能性を生かした新しい要素(基礎化粧品)への展開が不可欠です。安心、安全、高品質、低価格の化粧品を提供する世界的な化粧品OEMメーカーに変身するための包括的な計画を立て、新分野に進出し売上回復に努めます。

海苔のリサイクル、再利用、再生産を担うのりメーカーを目指して

デジタル技術を活用した新たな販路の開拓と、海藻の元気成分を利用した化粧品づくりをきっかけとしたライフスタイルレーベルの展開による事業再構築を計画します。

【日本で3社目の成形同時充填サービス!】健康食品や化粧品分野でメイドインジャパン商品需要に応える!

本サービスは、メイドインジャパンの商品として需要がある一回使い切りの健康食品や成分入り化粧品の成形・充填を同時に行うサービスです。この先駆的なサービスを受託するのは、日本で当社が3社目となります。

特許技術の機能水を活用した商品群の開発製造販売事業

特許を取得し「除菌・抗酸化作用がありながら、飲料が可能」という特長を有する機能水を用いて、飲料水・化粧品などの商品群を開発し、それを自社で製造・販売する事業を実施することにより、売上回復を実現します。

無添加化粧品の製造プロセスを確立し、OEM事業を中心とした新分野展開に挑戦

日本で広く受け入れられている防腐剤無添加化粧品のノウハウを生かし、今後需要が増加すると思われる日本市場向けのOEM・受託製造の依頼を増やし、中国・香港の化粧品業界に主に依存している既存の事業構造を見直し、より安全な事業運営に事業再構築していきます。

日本初「たもぎ茸」を原材料とした化粧品の開発・販売事業への挑戦

たもぎ茸の製造・販売を行う当社では、新型コロナの影響により売上が減少しています。そこで、様々な学術機関による産学連携の一環として、日本初となる「たもぎ茸」を使った化粧品の開発・製造・販売を行い、「化粧品市場」という新分野に進出し、経営体質の安定化を目指します。

化粧品製造業者が自社WEBサイトを構築し、直接、消費者へ販売する事案

自社の強みであるシークワーサー果皮油を活かした新製品を開発。コンセプト設計から商品パッケージまで一貫性ある商品作りを行い、自社WEBサイトを通してダイレクトに消費者へ販売し、「D2C」企業へと変革する計画を立てています。

小規模ごみ処理業への新規参入と副産物として発生する炭の販売事業

納豆を製造する際に出る廃棄物を、「気密性の高い連結型BC炭化装置」を設置することで再処理する。肥料や牧場の栄養、固形エネルギーなど、さまざまな用途に利用できるバイオ炭を身近なものにすることで、収益を上げることを意図しています。

亜臨界水処理によるバイオマス・廃プラスチックのリサイクル事業

魚の残渣を利用した飼料や肥料の製造を行っています。今回の取り組みでは、バイオマスと廃プラスチックを亜臨界水処理装置で同時に処理することで、さまざまなゴミを再生し、利益向上と地域活性化に貢献します。

靴下業界初の生分解性繊維で作るエコロジーソックスの開発とD2Cの実現

持続可能な開発目標(SDGs)で世界的な環境問題が叫ばれる中、一般的な合成素材は自然分解することができません。本プロジェクトでは、有機的に分解できる特殊な繊維を使用することで、靴下業界随一のエコロジーソックスを実現します。新しい販売システム(D2C)を構築し、業績のV字回復を目指します。

耐熱性・遮熱性と意匠性を両立させる環境配慮型塗料の開発と新分野展開

自動車や産業界で使用される耐熱塗料を中心に事業を展開しています。これらの商品は、一般的に予算や費用対効果に優れていますが、利益を得るという点では、あまり成功しているとは言えませんでした。そこで、耐熱性とデザイン性を融合させた日本初のサステナブルコーティング技術を創出し、未開拓の領域へ影響力を拡大していきます。

遊具の塗装事業の開始

従来300㎏単位の大口でしか買えなかった粉体塗料を、多色少量で入手できる体制を構築し、多色を用いる遊具事業を開始し、雇用の維持と事業の存続を目指します。

化学工業は、成長枠のおいて経済産業省が指定している業種です。以下の業種がその対象となります。

【化学工業の成長枠の対象となる業種・業態の一覧】

  • 無機化学工業製品製造業
  • 油脂加工製品・石けん・合成洗剤・界面活性剤・塗料製造業
  • 医薬品製造業
  • 化粧品・歯磨・その他の化粧用調整品製造業
  • その他の化学工業

製造業では、補助対象経費が主に機械装置・システム構築費になることが多いです。

採択後の交付申請においても、機械装置を購入する補助対象経費は分かりやすいく、明確な資産への投資となり対象経費として明確です。

事業再構築補助金では、ものづくり補助金とは違い、建物費や広告宣伝費といった補助対象経費も含まれており、機械装置を導入するだけではなく、工場の内装費、増築費、集客ための広告宣伝費、自社HPの更新など機械装置以外の経費項目も含めて、申請ができることが、事業再構築補助金を活用するメリットになります。

事業再構築補助金の申請サポート

壱市コンサルティングでは、中小企業診断士のチームで事業再構築補助金の申請サポートを実施しております。
専門分野をもった、中小企業診断士のメンバーが揃っており、各業界に適した人材が2~3名体制で責任をもって担当します。
第11回事業再構築補助金の申請サポートについても引き続き、先着10社様限定で承っております。
なかなか採択されない事業者の方の駆け込み寺的な立場になりたいという思いから、
再申請の方限定で、着手金の割引コースを設けています。
本来十分な準備期間の中で申請まで進めらることが望ましいですが、
直前1カ月前、3週間前ぐらいから始められる方も面談の上、短納期対応でお受けしております。
実際に補助金が活用できる事業の取り組みなのか、どの申請枠で進めれば有利なのか、採択されるポイントはどこなのかなど、初回は無料相談を実施しています。
事業再構築補助金の申請をご検討の方は、是非お問い合わせいただければと思います。

山口 晋

山口 晋

山口晋(壱市コンサルティング)認定経営革新等支援機関ID:107613000510
経済産業大臣登録 中小企業診断士(登録番号420415)
長野県上田市出身 中小企業診断士チームである、壱市コンサルティングチームの代表 不動産業界にて約18年間に渡り、不動産売買仲介、ビル管理運営などの業務に従事し、経営コンサルタントとして独立開業。得意な業界は、不動産業、建設業、飲食業、サービス業全般。「中小企業診断士の認知度とブランド力向上のため、人生をかけています。」補助金採択率90%以上。事業再構築補助金、ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金など約100件以上採択
壱市コンサル塾 中小企業診断士2次試験対策講座の講師 実務従事サービス 独立・副業支援 毎年、中小企業診断士試験合格者を連続輩出

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