【令和8年(2026年)】小規模事業者持続化補助金 第20回|実質25万円ではじめるAI活用Webマーケティング|補助金は“入口”、本質は売上・粗利を伸ばすこと
令和8年(2026年)5月27日に公開された小規模事業者持続化補助金 第20回公募要領(第7版)で、Web・広告の経費区分と採択審査の考え方が大きく変わりました。申請受付は令和8年(2026年)11月5日から12月15日17時までです。
変更を一言でいえば、「補助金が取れる」だけでは成果につながらなくなり、「その取組で売上・売上総利益(粗利)が伸びるか」が問われるようになったこと。だからこそ、補助金は“入口”と捉え、AIを活用したWebマーケティングで実際に数字を伸ばす設計が重要になります。
本記事では、第20回の変更点を整理したうえで、合計75万円のWeb投資を実質25万円ではじめ、AI活用の数値設計と補助金申請を起点に、制作・運用までをチームで一気通貫でつなぐ進め方を、業種別の具体的なパッケージとともに解説します。壱市コンサルティングは、AIを活用した売上・粗利の設計と補助金申請を担い、ホームページ制作やWeb広告運用は提携パートナーが実装します。小規模事業者・個人事業主の方に向けた内容です。
第20回で「補助金が取れるだけ」では成果が出なくなった
これまでの持続化補助金は、チラシ制作やホームページ作成といった「販路開拓の取組」があれば一定の評価を得られました。第20回では前提が変わっています。採択審査は、経営方針も補助事業計画も「売上高・売上総利益の増加を目指すものか」を見るようになり、その効果は客観的データに基づくこと、デジタル技術を有効に活用していることが求められます。審査は書面のみで、採択後は実績報告で数字を出す前提です。
あわせて、Web・広告の経費区分も次のように変わりました。
| 費目・経費 | 第19回まで | 第20回 |
|---|---|---|
| 広報費 | 上限なし/単独申請可 | 上限30万円・単独不可 |
| ウェブサイト関連費 | 補助金額の1/4・最大50万円 | 上限30万円・単独不可 |
| Google広告・SNS広告・運用代行 | ウェブサイト関連費 | 広報費 |
| HP・EC制作/HP用の動画・写真 | ウェブサイト関連費 | ウェブサイト関連費 |
ホームページ制作(ウェブサイト関連費・上限30万円)とGoogle広告などの運用(広報費・上限30万円)が別々の枠になり、両者を組み合わせて通常枠50万円をデジタル中心に設計できるようになりました。入口は広がった一方、出口(採択と成果)は厳しくなった、というのが第20回の実像です。
補助金は“入口”、本質はAI活用Webマーケティングで粗利を伸ばすこと
補助金そのものは商品ではなく、Web投資の初期費用を軽くする「入口」です。本当に取り組むべきは、AIを活用したWebマーケティングで売上と粗利を伸ばすこと。第20回の審査がまさにそこを問うため、「採択される計画」と「事業として儲かる設計」は一致します。
第20回では、合計75万円のWeb投資(補助率2/3)に対して補助金50万円が交付され、自己負担は実質25万円。賃金引上げ特例を使わなければ、賃上げ要件も関係ありません。基本の構成は次のとおりです。
| 費目 | 経費 | 補助金(2/3) | 内容 |
|---|---|---|---|
| ウェブサイト関連費 | 45万円 | 30万円 | AI活用HP・EC・予約・写真動画 |
| 広報費 | 30万円 | 20万円 | Google・SNS広告+運用 |
| 合計 | 75万円 | 50万円 | 自己負担25万円 |
業種別パッケージの中身
ホームページなどの「資産づくり」に厚みを置き、広告で人を呼び込む構成です。広告20万円分(出稿+運用)は各業種共通で、ホームページ側45万円の中身が業種で変わります。設計(何を作り、どう売上・粗利につなげるか)は壱市コンサルティングがAIを活用して担い、ホームページ制作やWeb広告運用の実装は提携パートナーが行います。
飲食・店舗向け(来店・予約を増やす)
スマホ最適化ホームページ(18万円)+ネット予約システム(12万円)+料理・店内の写真・動画(15万円)。広告で見つけてもらい予約・来店へ。写真と動画で「行ってみたい」を作り、高単価メニュー誘導で利益率も高めます。
美容・サロン向け(リピートを増やす)
ホームページ(17万円)+予約・LINE連携(13万円)+施術ビフォーアフター写真・動画(15万円)。新規をInstagram広告で集め、予約・LINEで再来へ。リピート率と客単価を上げ、安定した利益をつくります。
BtoB・士業向け(問い合わせを増やす)
サービスサイト・LP(20万円)+問い合わせ・資料DL導線(13万円)+紹介動画・事例(12万円)。Google広告で「探している人」に届け、問い合わせ・受注へ。1件の利益が大きい受注を、専門性の見せ方で引き寄せます。
EC・物販向け(ネット販売を伸ばす)
ECサイト構築(22万円)+商品撮影・紹介動画(14万円)+レビュー・カゴ落ち対策(9万円)。広告で流入を集め、買いやすいページで購入率と客単価を上げ、リピート購入まで設計して売上と利益を積み上げます。
POINT
広告の「継続的な運用費」は補助対象外です。だから補助金では事業期間内の集中出稿と初期運用までを組み、その後の継続運用は補助金の外で月額のサポートとして続けます。補助金を入口に、運用で成果を伸ばし続ける形です。
申請と制作がバラバラでは、もう補助金は使えない
第20回で最も重要な変化がこれです。申請する人と、実際に作る人が分かれていると、補助金が使いこなせなくなりました。審査が「客観的データに基づく粗利の増加」を求める以上、申請書の数値設計と、実際のホームページ・広告の中身が一致していなければなりません。
申請だけを担う相手は現場の数字に責任を持たず、制作だけを担う相手は採択される計画を描けない。両者が分断していると、採択でつまずくか、採択されても実績報告で成果が出ず苦しくなります。だからこそ、申請・数値設計から制作・運用・実績報告までを一気通貫で担えるチームを選ぶことが、第20回では成否を分けます。安さや「実質無料」をうたう業者ではなく、数字に責任を持ち、コンプライアンスを守る相手かどうかを見極めてください。
壱市コンサルティングは、中小企業診断士・認定経営革新等支援機関として、AIを活用した売上・粗利の数値設計、集客・販路開拓の戦略設計、そして採択される補助金申請を担う“司令塔”の役割を果たします。ホームページ制作やWeb広告運用は提携パートナーが実装し、壱市が成果まで全体を統括します。申請と現場を別々の業者に分けるのではなく、ひとつのチームとして一気通貫でつなぐ——これが第20回で成果を出すための形です。
申請前に知っておきたい「資金繰り」のこと(補助金は後払いです)
第20回を活用するうえで、最も実務的で重要な注意点が資金繰りです。補助金は後払いで、事業を実施し、実績報告を提出して確定した後に給付されます。つまり、最初に経費の全額を立て替える必要があります。
| タイミング | お金の動き |
|---|---|
| 事業中〜完了時 | 経費75万円+消費税7.5万円=税込82.5万円を先に支払う(自己資金または借入) |
| 実績報告・確定後 | 補助金50万円が入金(早くても事業完了の数か月後) |
| 最終的な負担 | 実質25万円(+免税事業者は消費税分) |
したがって、通常枠50万円の取組でも、最低でも80万円前後の手元資金、またはつなぎの借入が必要です。消費税は補助対象外で、課税事業者は後の申告で仕入税額控除により調整できますが、免税事業者は消費税分が持ち出しになります。
注意
ある程度の売上や手元資金がないと、「この投資を立て替えて事業を最後までやり切れるか」という事業の実現性の面で、申請そのものが厳しく判断されることがあります。採択されても資金繰りが回らず事業を実施できなければ、補助金は受け取れません。無理のない事業規模で、資金繰りに余裕をもって取り組むことが大切です。
踏み外してはいけない一線
第20回は不正対策も強化されています。購入額を申請者へ払い戻して実質無料にする手法や、自己負担を減額・無償にする販売方法(キャッシュバックを含む)は、補助金交付の目的に反する行為として対象外とされました。違反すれば交付決定取消・返還命令の対象となり、罰則は5年以下の拘禁刑もしくは100万円以下の罰金、またはその併科です。第三者の支援を受けた場合は、支援者と金額を申請書に開示する義務もあります。実体のある計画と適正な請求が、採択と事後検査の両方を通す唯一の道です。
第20回を活用する5つのポイント
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 実質25万円ではじめられる | 合計75万円のWeb投資に補助金50万円。自己負担は実質25万円。 |
| 補助金は入口 | 取ること自体が目的ではない。本質はAI活用Webマーケで売上・粗利を伸ばすこと。 |
| 賃上げ不要 | 賃金引上げ特例を使わなければ賃上げ要件は無関係。50万円から取り組める。 |
| 審査は売上・粗利を問う | 客観的データに基づく売上総利益の増加とデジタル活用が中心軸。書面審査のみ。 |
| 一気通貫の相手を選ぶ | 申請と制作が分断すると計画と現場がズレる。申請〜制作〜運用を一体で担う相手を。 |
よくある質問
Q1.自己負担は本当に25万円ですか。手元にいくら必要ですか。
A1.最終的な自己負担は実質25万円ですが、補助金は後払いのため、いったんは経費の全額を立て替える必要があります。経費75万円なら消費税込みで82.5万円を先に支払い、補助金50万円が戻るのは事業完了・実績報告の確定後(早くても数か月後)です。つまり、申請時点で80万円前後の手元資金、またはつなぎの借入が必要です。消費税は補助対象外で、免税事業者は消費税分が持ち出しになります。資金繰りに余裕をもって計画することが大切です。
Q2.補助金を取ること自体が目的ではダメなのですか。
A2.第20回ではダメです。採択審査が「売上・売上総利益の増加を客観的データで見込めるか」を中心に据え、採択後も実績報告で数字を示す前提になりました。補助金はWeb投資の初期費用を軽くする入口と捉え、本質は「その施策で売上・粗利をいくら増やすか」に置く必要があります。これは事業として正しい姿でもあります。
Q3.申請だけ別の業者、制作だけ別の業者に分けても大丈夫ですか。
A3.第20回ではおすすめできません。審査が客観的データに基づく粗利の増加を求めるため、申請書の数値設計と実際のホームページ・広告の中身が一致している必要があります。分断していると、採択でつまずくか、採択されても実績報告で成果が出ず苦しくなります。申請から制作・運用まで一気通貫で担える体制が望ましいです。
Q4.ホームページとGoogle広告は両方とも補助対象になりますか。
A4.なります。第20回ではHP・EC制作はウェブサイト関連費(上限30万円)、Google広告・SNS広告・運用代行は広報費(上限30万円)に区分されます。両者を組み合わせれば「単独申請不可」の条件も満たせます。ウェブサイト関連費で補助30万円、広報費で補助20万円とすれば、合計補助50万円・経費75万円の構成になります。
Q5.50万円なら賃上げは不要ですか。
A5.不要です。賃上げが要件になるのは補助上限を150万円上乗せする「賃金引上げ特例」を選んだ場合だけです。通常枠50万円の範囲なら、特例を使わない限り賃上げ要件は関係ありません。まずは賃上げ負担のない50万円から取り組むのが、小規模事業者・個人事業主にとって現実的です。
Q6.AIでホームページが安く作れるのに、補助金を使う意味はありますか。
A6.あります。AIで制作コストが下がるからこそ、浮いた予算をGoogle広告やSNS広告などの「集客」に回せます。第20回は広報費(広告)にも30万円の枠があるため、AI活用で作ったホームページに、補助金を使った広告で人を集める設計が組めます。重要なのは制作ではなく、その先で売上・粗利を出すことです。
Q7.うちの業種でも組めますか。
A7.飲食・店舗、美容・サロン、BtoB・士業、EC・物販など、幅広い業種で組めます。ホームページなどの資産づくりに厚みを置き、広告で集客する基本構成は共通で、写真・動画・予約・ECといった中身を業種に合わせて入れ替えます。大切なのは「Web集客で売上・粗利が伸びる余地があるか」で、ここをまず一緒に見極めます。
Q8.申請のスケジュールを教えてください。
A8.第20回の申請受付は令和8年(2026年)11月5日から12月15日17時までです。商工会・商工会議所が発行する事業支援計画書(様式4)の発行受付締切は12月4日で、面談や確認の時間が必要なため早めの準備が重要です。採択発表は令和9年(2027年)3月頃の予定です。電子申請が必須で、GビズIDプライムの取得(数週間かかる場合あり)も事前に進めておく必要があります。
Q9.「実質無料」をうたう業者に任せても大丈夫ですか。
A9.注意が必要です。第20回は、購入額を払い戻して実質無料にする手法やキャッシュバックを公募要領で明確に禁止しています。違反すれば交付決定取消・返還命令の対象となり、刑事罰の可能性もあります。第三者の支援を受けた場合はその支援者と金額を申請書に記載する義務もあります。安さや実質無料ではなく、数字に責任を持つ一気通貫の相手を選ぶことが安全です。
Q10.何から始めればよいですか。
A10.まず「自社の商材で粗利が出るか」「Webで売上・粗利を伸ばす余地があるか」を見極めることから始めます。ここが曖昧なまま申請を急ぐと、採択されても事業効果報告で成果が出ず苦しくなります。壱市コンサルティングは、この見極めとAIを活用した数値設計・集客設計、そして補助金申請を担い、ホームページ制作やWeb広告運用は提携パートナーが実装します。全体を壱市が統括するので、窓口はひとつです。まずは現状の数字を持って相談いただくのが近道です。
実質25万円ではじめるWeb集客なら壱市コンサルティング
補助金は入口。AI活用の設計と申請を起点に、制作・運用までチームで一気通貫
壱市コンサルティングは、中小企業診断士・認定経営革新等支援機関として、AIを活用した売上・粗利の数値設計、集客・販路開拓の戦略設計、そして採択される補助金申請を担います。ホームページ制作やWeb広告運用は提携パートナーが実装し、壱市が成果まで全体を統括します。
📊 AI活用の売上・粗利の数値設計
客単価・成約率・粗利率から、採択され、かつ実際に儲かる計画をAIを活用して設計します。
📋 採択される申請支援
第20回の審査観点に直撃する事業計画を作成し、申請まで伴走します。
🤝 実装は提携パートナー、壱市が統括
ホームページ制作・Web広告運用は提携パートナーが担当。窓口はひとつ、壱市が成果まで統括します。
🔄 運用伴走で数字を実証
採択後も伴走し、事業効果報告で売上・粗利の増加を実証します。
「うちの場合どう組めるのか」を、まずはご相談ください。
✅ ホームページを売上につなげたい
✅ Web広告をはじめたいが何からか分からない
✅ 賃上げをせずに通常枠50万円を活用したい
✅ 補助金で初期費用を抑えたい
✅ 制作で終わらず、運用まで一気通貫で任せたい
