【小売業:その他の小売業】に関する採択事例をご紹介します|事業再構築補助金

【小売業:その他の小売業】に関する採択事例をご紹介します|事業再構築補助金


今回は、「【小売業:その他の小売業】に関する採択事例をご紹介します|事業再構築補助金」についてになります。

事業再構築補助金の「小売業:その他の小売業」 に関する、採択事例をご紹介いたします。

「卸売業・小売業」の事業再構築補助金における採択割合は、14.8%となっており全体的にみても採択数の多い業種となっています。(第9回採択結果より)

卸売業と小売業は混同されてしまいがちですが、簡単にいいますと「卸売業は商品を業者に販売し、小売業は商品を消費者に直接販売する」という違いになります。

そして日本標準産業分類では、「小売業:その他小売業」をさらに以下のように分類しています。

  • 家具・建具・畳小売業
  • じゅう器小売業
  • 医薬品・化粧品小売業
  • 農耕用品小売業
  • 燃料小売業
  • 書籍・文房具小売業
  • スポーツ用品・がん具・娯楽用品・楽器小売
  • 写真機・時計・眼鏡小売業
  • 他に分類されない小売業

これらの分類を頭において、採択事例をご覧いただければ、事業再構築の参考にしていただきやすいのではないでしょうか。

【小売業:その他の小売業】の採択事例

事業計画名

事業計画の概要

柔軟化構造・体圧負荷分散型座位保持オフィスチェアの提供による新分野展開事業

価格高騰やコロナなど、市場の大きな変化に対応するため、私たちオーダーメイド車いすの部門は、大きな課題を抱えています。そこで、車いすの製造で培ったノウハウを活かし、フレキシブルなフレームと衝撃吸収性の高いクッションで快適な座り心地を実現した、革新的なオフィスチェアを開発しました。これにより、家具・機器製造の分野に進出し、新規顧客の開拓と新たな収益源の確立を目指します。

廃棄木材を活用した家具ブランドの立ち上げとBtoC向け店舗展開

オーク材やウォールナット材を中心とした家具を設計・製造し、大小の家具店に卸していた当社。しかし、COVID-19の大流行により、家具の卸売りが大幅に減少してしまった。そこで同社は、長年培ってきた高度な職人技をアップサイクル材に応用し、新たな家具ブランドを立ち上げ、直販することを計画しています。

陶器・家具等アイテムの輸入販売を通したイタリアンレストランの新業態移行支援事業

食材の卸売・コンサルティング事業やイタリア企業との太いパイプを生かし、食材以外にも店舗装飾品や陶器、家具、雑貨などを輸入しています。これは、イタリアンレストランがピッツァビジネスに参入するなど、変化する需要に対応するためと、一般消費者を満足させるためです。

高付加価値商品強化のためにベトナムへの一般用医薬品の輸出販売

コロナの大流行と燃料費の高騰に直面し、日本製の高級非処方箋薬をベトナムに輸出する新分野を確立している。そのためには、医薬品卸売業の免許を取得する必要があります。そのため、倉庫の改修を行い、その規制をクリアしています。

日本から世界へ!老若男女に愛される化粧品製造販売へのチャレンジ

世界的なコロナ大流行やお客様のニーズ変化により、高級化粧品からの収入は減少しています。そこで、より安価な商品の製造・販売に取り組み、大きな反響を呼んでいます。同社は、独自の戦略力と販売網を生かし、地元や東南アジア諸国を取り込んで商圏を広げています。

地域資源を活用した和精油・関連商品製造設備新設と化粧品製造業への業種転換

当社は、放置された森林に自生するクスノキ科の植物「ブラックベリー」の副産物(花や果実の殻)と、ミカン栽培農家が実をつける前に剪定した際に生じる廃棄物を抽出し、アロマテラピー(芳香療法)に用いられる日本製のエッセンシャルオイルや香りのハイドロゾルを調合、仮想ショッピングモールを通じて流通させようと考えています。これにより、コロナ危機の影響で販売量が減少する中、従来の既存店への卸売りから脱却し、新たな収益源を開拓することができます。

離農を逆手に取った農業用倉庫片付けサービスによる新分野展開

革新的な事業として、離農者のための保管庫を提供するための商業清掃事業を開始します。産業廃棄物収集運搬業の許可を取得し、収集・運搬・保管・分別の必要性から分別保管庫を設置した、新分野への進出を図り、経営を安定化します。

食料・農林水産業における市場ニーズに対応した新商品の導入及び研究開発

この取り組みでは、無洗米の製造ラインを構築し、無洗米を製造・販売することで、新たな市場や流通方法を創出する予定です。また、無洗米の製造ラインで貯まる精米液を利用して、有機肥料(コンポスト)の分析・形成も行います。

農家とともに築く自社ブランド青果の販売事業

青果物卸売業は、コロナウイルスの大流行で大きな打撃を受けました。また、生産者である農家の方々も、高齢化や堆肥などの価格高騰の影響を受けています。今回の取り組みでは、農家の経営を支援すると同時に、あらかじめ設定した価格で野菜を調達し、それを加工して小売することで、農家の利益を向上させることを目的としています。

廃棄資材を有効活用でSDGs・地域貢献!牡蠣殻を肥料に転換・販売

1982年に設立された当社は、40年にわたり浜名湖の海岸からアサリを調達してきました。最近では、浜名湖の牡蠣養殖業に投資し、商品化された牡蠣の未使用の殻を購入し、肥料に変えて販売しています。

IoT技術及びスマートタンクを活用した未来志向型燃料配送

このプロジェクトのお客様先には、IoT技術と太陽電池を搭載したインテリジェントタンクが設置される予定です。これにより、タンク内の燃料残量を把握することができ、より効率的な燃料配送を実現します。

Iotコインランドリー×高級カーケア×灯油配送インフラ整備によるSSの事業再構築

近年のコロナウイルスの大流行により、フルサービス店でのガソリンの売り上げが減少したため、IoT対応のコインランドリー、高級車のメンテナンス、燃料配達など、さまざまなサービスを提供することで組織を再編成している。これらの異なるサービスは、同社の利益の源泉として機能することになる。同時に、ガソリンスタンドをセルフサービス型に切り替えることで、危機が去った後も、利益を生み出すために必要な人手を確保できるようにする。

書店事業の抜本再構築!パンの香りが漂う新たな読書空間の創設!

本事業は、書店の中に個性的な喫茶店を作り、地域の中小書店が手をつけていない「ブックカフェ」という未知の領域に踏み込むことで、本業との相乗効果、利益の回復、付加価値の構築を目指しています。

書店多角化モデルの一歩先を行く喫茶店テイクアウトのCRM展開

書籍をメインに、文具、レンタル、外国語教室、喫茶店への多角化展開で、地域密着サービスを展開してきた弊社は、伸長著しい喫茶店において、複合サービス提供できる利点を活かした独自テイクアウト方式を新たに導入し、多角化モデルの整理・刷新で新境地を切り拓く。

時計の並行輸入・OEM製造受託事業の強みを活かし、アパレル事業に進出する事業再構築

コロナ危機、急激な円安、配送費の高騰などにより、越境ECの売上は激減しています。現在取り組んでいるアパレルレーベルの展開とマーケティングという強みを生かし、この分野の復活を目指します。

経営コンサルタントの新たな価値創出「ヴィンテージ時計」による市場と社会の変革

経営コンサルタントが、アンティークウォッチ販売業界への進出を目指し、「ヴィンテージウォッチ」というコンセプトを立ち上げました。ファッションやコレクションの世界でトレンドとなりつつあるアンティークウォッチ業界において、若年層向けの「ヴィンテージウォッチ」という新鮮なマーケットを確立するため、アンティークウォッチの有名店「ファイヤーキッズ」を買収し、新市場を創出します。

その他小売業は、成長枠において事業者の応募申請による指定がされた業種があります。

【その他小売業の成長枠の対象となる業種・業態】

  • その他の小売業、医薬品・化粧品小売業

事業再構築補助金では、ものづくり補助金とは違い、建物費や広告宣伝費といった補助対象経費も含まれており、機械装置を導入するだけではなく、工場の内装費、増築費、集客ための広告宣伝費、自社HPの更新など機械装置以外の経費項目も含めて、申請ができることが、事業再構築補助金を活用するメリットになります。

事業再構築補助金の申請サポート

壱市コンサルティングでは、中小企業診断士のチームで事業再構築補助金の申請サポートを実施しております。
専門分野をもった、中小企業診断士のメンバーが揃っており、各業界に適した人材が2~3名体制で責任をもって担当します。
第11回事業再構築補助金の申請サポートについても引き続き、先着10社様限定で承っております。
なかなか採択されない事業者の方の駆け込み寺的な立場になりたいという思いから、
再申請の方限定で、着手金の割引コースを設けています。
本来十分な準備期間の中で申請まで進めらることが望ましいですが、
直前1カ月前、3週間前ぐらいから始められる方も面談の上、短納期対応でお受けしております。
実際に補助金が活用できる事業の取り組みなのか、どの申請枠で進めれば有利なのか、採択されるポイントはどこなのかなど、初回は無料相談を実施しています。
事業再構築補助金の申請をご検討の方は、是非お問い合わせいただければと思います。

山口 晋

山口 晋

山口晋(壱市コンサルティング)認定経営革新等支援機関ID:107613000510
経済産業大臣登録 中小企業診断士(登録番号420415)
長野県上田市出身 中小企業診断士チームである、壱市コンサルティングチームの代表 不動産業界にて約18年間に渡り、不動産売買仲介、ビル管理運営などの業務に従事し、経営コンサルタントとして独立開業。得意な業界は、不動産業、建設業、飲食業、サービス業全般。「中小企業診断士の認知度とブランド力向上のため、人生をかけています。」補助金採択率90%以上。事業再構築補助金、ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金など約100件以上採択
壱市コンサル塾 中小企業診断士2次試験対策講座の講師 実務従事サービス 独立・副業支援 毎年、中小企業診断士試験合格者を連続輩出

関連記事

RELATED POST

PAGE TOP
MENU