事業継続力強化計画の完全ガイド|制度の全体像・認定のメリット・書き方のコツ・申請の流れ・補助金の加点

事業継続力強化計画の完全ガイド|制度の全体像・認定のメリット・書き方のコツ・申請の流れ・補助金の加点

地震や水害、感染症の拡大といった緊急事態が起きたとき、事業をどう続けるか。その備えを計画にまとめ、国の認定を受ける制度が事業継続力強化計画です。

認定を受けると、防災・減災設備の税制優遇、日本政策金融公庫の優遇融資、信用保証の別枠、そして補助金の審査での加点といったメリットが用意されています。一方で、計画の書き方には差し戻されやすいポイントがあり、設備投資を伴う場合は認定の前後関係にも注意が必要です。

本記事では、制度の全体像、認定のメリット、計画に書く内容と書き方のコツ、申請の流れ、認定後にやること、補助金の加点との関係、よくある勘違いまでを順番に整理します。解説動画の内容に沿った完全ガイドです。

Contents
  1. 事業継続力強化計画とは|制度の全体像
  2. 認定を受けるメリット|税制・金融・補助金の加点
  3. 計画に書く内容と書き方のコツ
  4. 申請の流れ|電子申請の手順と期間
  5. 認定後にやること|訓練・見直し・期間満了後の更新
  6. 補助金の加点との関係|どの補助金で効くのか
  7. よくある勘違い4つ
  8. 事業継続力強化計画のよくある質問
  9. まとめ|事業継続力強化計画の5つのポイント
  10. 事業継続力強化計画の策定・申請のご相談

事業継続力強化計画とは|制度の全体像

事業継続力強化計画は、自然災害や感染症といった緊急事態に際して、事業を継続するためにあらかじめ策定する計画です。中小企業等経営強化法に基づき、国が認定します。中小機構の運営サイトでは「ジギョケイ」の通称で案内されています。

型 内容
単独型 事業者1社で策定する計画。まず取り組むなら単独型からが一般的です
連携型 2者以上の中小企業者が参加して策定する計画。サプライチェーンや地域の仲間で取り組む場合に向きます
両方の認定 単独型と連携型の両方の認定を受けることも可能です
対象 中小企業者。業種の限定はありません

補足

商工会・商工会議所が市町村と作る「事業継続力強化支援計画」は、別の制度です。名前が似ているため混同しやすい点に注意が必要です。認定された計画は、事業者名などが中小企業庁のサイトで公表されますが、計画の内容そのものは公表されません。

📊 このセクションの要点

事業継続力強化計画は、緊急事態に備えて事業を続けるための計画を国が認定する制度です。単独型は1社、連携型は2者以上で策定し、両方の認定を受けることもできます。

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認定を受けるメリット|税制・金融・補助金の加点

認定のメリットは、大きく税制・金融・補助金の3つの面に整理できます。数値や適用期限は年度や条件で変わるため、本記事では仕組みの説明にとどめます。

区分 内容 注意点
税制 認定計画に基づいて取得した防災・減災設備(自家発電設備、耐震装置、止水板など)に特別償却が使える 率や適用期限は年度で変わります。最新は公式で確認してください
金融 日本政策金融公庫の優遇融資や、信用保証の別枠が用意されている 引下げ幅や別枠の金額は条件で変わります。最新は公式で確認してください
補助金 ものづくり補助金など一部の補助金の審査で加点される 対象の補助金と条件は回次で変わります。詳細は後述します
その他 認定ロゴマークの使用、投資育成会社の投資機会、自治体の支援措置など 自治体の措置は地域により異なります

税制で押さえる3つの注意点

特別償却は使い勝手のよい制度ですが、使い方を誤ると対象外になります。公式のよくある質問に基づき、次の点を押さえてください。

注意点 内容
設備は認定のあとに取得する 認定前に取得した設備は対象外です。認定日から1年以内に取得する設備が対象になります
補助金で買った設備は対象外 国や地方公共団体の補助金等を受けて取得した設備は、特別償却の対象になりません
計画に設備を書いておく 申請書の「設備等の種類」欄に記載し、対策の欄にも活用方法を書く必要があります。すべての設備が対象というわけではありません

注意

金融の優遇や保証の別枠、特別償却の率と適用期限は、年度や条件によって変わります。本記事の記載をそのまま前提にせず、申請前に必ず公式の案内で最新の内容を確認してください。

📊 このセクションの要点

メリットは税制・金融・補助金の加点の3本柱です。特に設備投資を伴う場合は、設備は認定のあとに取得すること、補助金で買った設備は対象外であることを押さえておく必要があります。

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計画に書く内容と書き方のコツ

策定の流れは、ハザードマップで自社の災害リスクを確認し、強化目標を設定し、初動対応を検討し、ヒト・モノ・カネ・情報の対策を考え、計画書にまとめるという順序です。申請書(様式第28)の項目は、大きく次の6つに分かれます。

項目 書く内容
1.名称等 役職、資本金、従業員数、業種、法人番号など
2.事業継続力強化の目標 自社の事業活動の概要(サプライチェーン上の役割または地域経済での役割)、取り組む目的、想定する自然災害等、事業活動への影響
3.事業継続力強化の内容 対応手順、ヒト・モノ・カネ・情報の対策と取組、設備等の種類、協力者(任意)、平時の推進体制・訓練・教育
4.実施時期 3年を超えない範囲で設定します
5.必要資金の額と調達方法 対策に必要な資金と、その調達方法
6.その他 関係法令の遵守など

補足

任意の事項は、自社に必要な対策・取組だけを記載すれば足ります。すべてを網羅しようとして実態にない内容を書くより、実体に合った計画にすることが重要です。以降の書き方のコツは、公式の本文ではなく、実務で差し戻しを避けるための整理です。最終的な記載要件は、公式の手引・様式で確認してください。

目標の書き方|役割・ハザードマップ・影響

目標の欄では、まず自社の事業活動の概要に、サプライチェーンの中での役割、または地域経済での役割を必ず入れます。次に、想定する災害を、ハザードマップなどの公的な地図をもとに書きます。海のない地域なのに津波を想定したり、浸水想定区域なのに水害を想定していなかったりすると、整合性を問われます。

さらに、想定した災害は、ヒト・モノ・カネ・情報への影響にも反映します。業種に合った影響を書くことも大切で、たとえばサービス業なのに生産設備や製品の出荷が止まると書くと、実態と合わなくなります。

対応手順の書き方|時間軸の型

災害発生後の対応手順は、時間の流れに沿って書くと整理しやすくなります。実務でよく使う型は次のとおりです。

時間軸 書く内容の例
発災直後 人命の安全確保、安否確認
1時間以内 対策本部の立ち上げ
12時間以内 被害状況の把握と、顧客・取引先などへの情報の共有
3日以内 資金繰りの確認、復旧に向けた動き

ここで大切なのは、被害状況の「把握」だけでなく「共有」まで書くことと、「代表にて対応」で終わらせないことです。対策本部の立ち上げ、代表が不在のとき、連絡体制まで書き込むと、実効性のある計画になります。

対策の書き方|災害ごとに書き分ける

ヒト・モノ・カネ・情報の対策は、現在の取組と今後の計画に分けて書きます。地震と水害など、異なる災害に同じ対策を書き回さないことがポイントです。また、ヒト・モノ・カネ・情報の今後の取組を使い回さないようにします。保険を書くときは、保険料ではなく、支払われる保険金額で書きます。

平時の推進体制|必須の3点

平時の推進体制には、次の3点を必ず入れます。

必須の3点 内容
経営層の下で推進 経営層が責任を持って進める体制にします
年1回以上の教育・訓練 計画に書いた内容を、従業員への教育と訓練で定着させます
年1回以上の見直し 計画の内容を定期的に見直します

差し戻されやすいつまずき

つまずき 対策
住所・資本金・役職の記載ミス 住所は登記上の住所、資本金は円単位、役職は事業形態に合わせます(株式会社は代表取締役、合同会社は代表社員、個人は代表など)
自社の役割の書き忘れ サプライチェーンまたは地域経済での役割を必ず記載します
実態に合わない記載 従業員がいないのに従業員への対策を書く、拠点が1つなのに各拠点と書く、といった記載は避けます
誤字 「地震」「人命」「機器停止」など基本的な語の誤字は、そのまま差し戻しの原因になります
協力者の住所 協力者を書く場合は、法人番号検索サイトの登録情報と住所を一致させます

見本の読み方|型を学び、文章はコピーしない

中小機構の運営サイトには、認定を受けた企業の取組事例が、業種別・地域別・災害別に探せる形で掲載されています。活用するときは、次の4点を意識します。

ポイント 内容
同じ業種・同じ災害の見本を探す 自社と近い条件の見本が、最も参考になります
全体の流れをつかむ 細かい文章よりも、目標から推進体制までの全体の流れを読み取ります
自社の実情に置き換える 拠点、人員、設備を自社の実態に置き換えて書きます
文章をそのまま写さない 見本は型を学ぶためのものです。自社の実態に合っているかが審査で見られます

📊 このセクションの要点

計画の書き方は、目標(役割・ハザードマップ・影響)、対応手順(時間軸)、対策(災害ごとの書き分け)、推進体制(必須の3点)の4つを押さえることが核心です。見本は型を学ぶために使い、文章のコピーは避けます。

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申請の流れ|電子申請の手順と期間

申請は、原則として電子申請システムから行います。単独型も連携型も同じシステムです。GビズIDのプライムアカウントまたはメンバーアカウントが必要になるため、先に用意しておきます。

段階 やること
準備 ハザードマップなどで自社の災害リスクを確認し、GビズIDを用意します
入力 電子申請システムにログインし、項目ごとに計画の本文を入力します
申請 内容を確認して申請します。申請に期限はなく、随時受け付けられています
審査 標準処理期間は約45日が目安です。書類に不備があると地方経済産業局から照会があり、延びることがあります
認定 認定通知書は、電子申請の場合、申請者自身が出力します(押印はありません)

POINT

標準処理期間はあくまで目安です。補助金の加点を狙う場合は、補助金の申請締切に間に合うよう、余裕を持って早めに申請することが重要です。費用や手数料については公式に案内された内容を確認してください。

策定や申請に不安がある場合は、中小機構が専門家による策定・申請の支援を実施している場合があります。募集状況は時期により変わるため、公式サイトで確認し、あれば活用すると進めやすくなります。

📊 このセクションの要点

申請は電子申請システムで、GビズIDの用意が先に必要です。標準処理期間は約45日が目安で、不備があれば延びるため、補助金の加点を狙うなら早めの申請が重要です。

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認定後にやること|訓練・見直し・期間満了後の更新

認定は、取得して終わりではありません。計画どおりに実行していくことが前提です。

やること 内容
計画どおりに実行 計画に書いた設備の導入や、体制づくりを進めます
年1回以上の教育・訓練 計画に書いたとおり、従業員への教育と訓練を行います
年1回以上の見直し 計画の内容を見直し、必要に応じて更新します
期間満了を見据える 実施期間は3年を超えない範囲です。満了前に、次の計画をどうするか考えておきます

期間が終わったときの扱い

実施期間が満了したあとは、変更申請はできません。新たに計画を策定して、認定を受け直すことになります。実務では「更新」と呼ばれますが、制度上は再度の新規申請です。2回目以降の申請では、前の計画の取組状況を振り返る実施状況報告書などが追加で必要になります。

注意

計画の内容と実態が大きくかけ離れている場合(たとえば、導入した自家発電設備を災害時に使わなかった場合など)は、認定が取り消されることがあるとされています。一方、自然災害の影響で計画を実行できなかっただけでは、取り消されないとされています。

📊 このセクションの要点

認定後は、計画の実行、年1回以上の教育・訓練、年1回以上の見直しが必要です。期間が満了したら新たに申請し直す仕組みのため、満了前から次の計画を考えておく必要があります。

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補助金の加点との関係|どの補助金で効くのか

事業継続力強化計画の認定は、複数の補助金で加点や評価の対象になっています。ただし、加点の対象や条件は回次や公募要領の改訂で変わります。申請する補助金の最新の公募要領で必ず確認してください。点数は非公表で、審査で加点されるという扱いです。

補助金 事業継続力強化計画の扱い 確認ポイント
新事業進出・ものづくり補助金 加点項目に「事業継続力強化計画/連携事業継続力強化計画加点」がある 申請締切日時点で有効な認定を取得していること
省力化投資補助金(一般型) 加点項目がある 有効な期間の認定(連携型を含む)。受付番号と実施期間を入力。複数回の認定取得などで加点が上乗せされる仕組みがある
小規模事業者持続化補助金 政策加点に「事業継続力強化計画策定加点」がある 申請受付締切までに認定を受け、実施期間が終了していないこと。締切後の認定や申請中は対象外
事業承継・M&A補助金 加点事由に(連携)事業継続力強化計画の認定がある 枠によって対象かどうかが異なる(廃業・再チャレンジ枠は対象外)
中小企業成長加速化補助金 形式上の加点項目の明記はない 審査項目「波及効果」で、レジリエンス(事業継続力強化計画の認定取得などのBCP策定)が評価の対象
デジタル化・AI導入補助金 加点項目には挙がっていない 他の制度で加点を取る場合に備えて検討

加点を狙うときの4つの注意点

注意点 内容
申請前に認定を取る 多くの補助金で、申請の締切の時点で有効な認定を取っていることが条件です。締切後の認定や、審査中の計画は対象になりません
審査期間を逆算する 標準処理期間は約45日が目安です。不備があれば延びるため、締切から逆算して早めに出します
実施期間を確認する 実施期間が終了した計画は対象外になる補助金があります。期間が切れていないか確認します
入力情報を揃える 補助金によっては、認定の受付番号と実施期間の入力が求められます。認定通知書を手元に用意しておきます

📊 このセクションの要点

認定は、複数の補助金で加点や評価の対象になります。ただし条件は補助金ごと・回次ごとに異なり、多くの場合、申請の締切時点で有効な認定を取っていることが必要です。早めの取得が決め手です。

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よくある勘違い4つ

勘違い 実際
認定を受ければ補助金に採択される 加点は審査の一要素にすぎません。事業計画の中身が評価される点は変わらず、認定は採択の保証ではありません
設備を買えば優遇が受けられる 特別償却の対象は認定後に取得した設備です。認定前に取得した設備は対象外になります
計画の内容は全部公表される 公表されるのは事業者名などで、計画の内容は公表されません
一度出せば終わり 実施期間は3年を超えない範囲で、満了後は新たに申請し直します。年1回以上の訓練と見直しも必要です

事業継続力強化計画のよくある質問

Q1.事業継続力強化計画とは何ですか。

A1.緊急事態に備えて事業を続けるための計画を、国が認定する制度です。自然災害や感染症の拡大などに備え、事業を継続するために事前に策定する計画で、中小企業等経営強化法に基づいて認定されます。認定を受けると、防災・減災設備の特別償却、日本政策金融公庫の優遇融資、信用保証の別枠、補助金の審査での加点といったメリットがあります。業種の限定はなく、中小企業者であれば申請できます。

Q2.単独型と連携型は、どちらから始めるべきですか。

A2.初めて取り組む会社は、単独型から始めるのが一般的です。単独型は1社で策定でき、自社の災害リスクと対策を整理する手順がそのまま計画になります。連携型は2者以上の中小企業者が参加する必要があり、サプライチェーンや地域の仲間と取り組む場合に向いています。なお、単独型と連携型の両方の認定を受けることも可能なため、まず単独型を取得し、状況に応じて連携型を検討する進め方も取れます。

Q3.申請に費用はかかりますか。

A3.手数料の有無は、公式の案内で確認してください。本記事の参照元では、手数料について明確な記載を確認できていません。そのため、無料と断定せず、申請時点で公式の案内を確認することが必要です。なお、計画の策定を専門家に依頼する場合の費用は、依頼先によって異なります。

Q4.認定までにどのくらいの期間がかかりますか。

A4.標準処理期間は約45日が目安です。書類に不備があると、地方経済産業局から照会があり、さらに時間がかかることがあります。補助金の加点を狙う場合は、補助金の申請締切に間に合うよう、余裕を持って早めに申請することが重要です。申請そのものに期限はなく、随時受け付けられています。

Q5.認定を受ければ、補助金で必ず有利になりますか。

A5.加点の対象になる補助金はありますが、採択を保証するものではありません。新事業進出・ものづくり補助金、省力化投資補助金(一般型)、小規模事業者持続化補助金、事業承継・M&A補助金などで、加点の対象になっています。ただし、加点の点数は非公表で、審査では事業計画そのものの内容が評価されます。また、対象の補助金や条件は回次ごとに変わるため、最新の公募要領で確認が必要です。

Q6.特別償却を使うために、設備は先に買ってよいですか。

A6.設備は認定のあとに取得する必要があります。認定前に取得した設備は、特別償却の対象外です。また、国や地方公共団体の補助金等を受けて取得した設備も対象外になります。申請書の「設備等の種類」欄に記載し、対策の欄にも活用方法を書くことも必要です。設備を買う前に、認定のスケジュールとの前後関係を必ず確認してください。

Q7.計画の内容は、見本をそのまま写してもよいですか。

A7.見本は型を学ぶために使い、文章はそのまま写さないことが重要です。認定された取組事例は、同じ業種や同じ災害の見本を探し、全体の流れをつかむために使います。ただし、拠点、人員、設備は会社ごとに異なるため、自社の実態に置き換えて書く必要があります。実態に合わない記載は、差し戻しや、認定後の実行面の問題につながります。

Q8.認定を受けたあと、やるべきことはありますか。

A8.計画の実行、年1回以上の教育・訓練、年1回以上の見直しが必要です。認定は取得して終わりではなく、計画どおりに実行していくことが前提です。教育・訓練と見直しは、平時の推進体制の必須事項として計画に書いた以上、毎年行います。実態と大きくかけ離れていると、認定が取り消されることがあるとされています。

Q9.実施期間が終わったら、どうなりますか。

A9.新たに計画を策定して、認定を受け直す必要があります。実施期間は3年を超えない範囲で、満了後は変更申請ではなく、再度の新規申請になります。2回目以降は、前の計画の取組状況を振り返る実施状況報告書などが追加で必要です。補助金の加点を継続して活用したい場合は、満了前から次の計画の準備を進めておくことが重要です。

Q10.申請は自社でできますか。専門家に頼むべきですか。

A10.自社での申請も可能ですが、書き方のコツを押さえた支援を受けると差し戻しを避けやすくなります。申請書の項目は、役割、ハザードマップ、対応手順、災害ごとの対策、推進体制など、整合性を問われる箇所が多くあります。補助金の締切が迫っている場合は特に、差し戻しによる遅れを避ける意味で、専門家の支援を活用する選択肢があります。中小機構の策定支援も、実施している場合があるため、あわせて確認してください。

まとめ|事業継続力強化計画の5つのポイント

ポイント 内容
1.制度の位置づけ 緊急事態に備えた計画を国が認定する制度。単独型は1社、連携型は2者以上で策定する
2.メリット 税制(特別償却)、金融(優遇融資・保証の別枠)、補助金の加点の3本柱。数値や期限は公式で確認する
3.書き方 役割・ハザードマップ・影響、時間軸の対応手順、災害ごとの対策、必須3点の推進体制を押さえる
4.申請と認定後 電子申請で標準処理期間は約45日。認定後は年1回以上の訓練と見直し、3年以内の満了後は新規申請
5.補助金との関係 多くの補助金で、申請締切時点で有効な認定が必要。加点を狙うなら早めに取得する

事業継続力強化計画の策定・申請のご相談

計画の策定から補助金の加点まで、一貫してご相談いただけます

壱市コンサルティングでは、中小企業診断士・認定支援機関として、事業継続力強化計画の策定・申請を支援しています。自社の実態に合った計画づくりから、補助金の申請スケジュールに間に合わせる段取りまで、実務の視点で整理します。

📋 事業継続力強化計画の策定・申請支援

ハザードマップの確認から、目標・対応手順・対策・推進体制の整理、電子申請までをサポートします。差し戻されやすい点を踏まえた書き方をご提案します。

💼 補助金の加点を見据えた申請計画

申請を予定している補助金の公募要領を確認し、認定の取得時期を逆算して、無理のないスケジュールを組みます。

締切から逆算して、早めの準備を始めましょう

こんなお悩みをお持ちの方は、ぜひご相談ください

  • ✅ 補助金の加点のために、認定を取りたい
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